5/16第1回「Zoomわらべのじかん」
福岡県では緊急事態宣言は解除されたものの、人が集まる行事を開催するのは慎重にならなければ…ということで、実際にイベントを開催するのはまだ先になりそうです。
そこで、各所で開催している「わらべのじかん」をZoomで行ってみました。
【Zoomについて】
使用したのはZoomミーティング。よく研修などで使用される「ウェビナー」ではありません。私は今無料会員ですが、無料のままでも100名まで&40分までのミーティングは開催できます。「Zoomわらべのじかん」は30分でプログラムを組みました。
参加者にはビデオとマイクをOFFにしてもらいました。ホスト側からもOFFできます。(*ただし後から「ビデオはONの方が良い」と気づく)。「スポットライトビュー」という機能を使って私の画面を固定しました。
今回は私が一人で進行したので、進行しながら入室申請に承認したりマイクOFFをしたりとバタバタしました。もしホストと進行役を分けることができるなら、そのほうが楽です。
【プログラム】
・わらべうたの説明
今回は、私がお知らせした方から拡散していただいて、全国各地から31組の方にご参加いただきました。わらべうたをご存じない方もおられるので、簡単に説明を。
・おてぶし(定番)
説明は私がして、進行はモンちゃんにしてもらいました。今日隠したものはびわ(実物)。家の中の実物を活用できるのは、Zoomで開催することのメリットのひとつです。
〔参考〕おてぶしの動画です↓
・いろいろなんのいろ?(オリジナル)
大阪の乳幼児手話言語獲得事業「こめっこ」さんの活動の中に、色や形について楽しく学べる遊びがあり、それを参考にして作りました。今日のテーマは赤。
「赤いいろいろなーんだ?」りんご(実物)、ポスト(イラスト)、消防車(イラスト)を紹介。「他にも赤いものはたくさんあるよ。お父さんお母さんと一緒に探してみてね!」と締めました。
・いっぽんばしこちょこちょ(定番)
わらべうたは今の大人がしらない歌も多いですが、「いっぽんばし」はしてもらった経験がおありだと思います。なじみのあるわらべうたで親子遊びを始めました。
・おふねがぎっちらこ(定番)
親子で手をつないでぎっこんばったんする遊びです。メロディがないので、リズムだけ説明したら聞こえないお父さんお母さんもすぐにできます。最初は普通スピードで、次に高速で行いました。高速、好きですよねー子どもたち。
・ぼうず(定番)
アクティブなわらべの後は、クールダウンのわらべとして「ぼうず」を行います。これもメロディはなく、語りながら頭をなでます。最後の「ぺしょ」は優しくポンと頭に手を置きます。
体のどこで行っても良くて、今日は頭→肩→お腹と3回歌いました。
ふだんは(時間制限がない時は)、手や足、背中など、もっといろんな部位でします。
ふと気づくと、子どもたちと実際に触れ合うことってあまりないものですが、「ぼうず」のわらべひとつでしっかりスキンシップできます。
いつ見てもとんでもない歌詞ですが、実際はとても愛情深い、親子の気持ちが通じ合う素敵な時間です。
・絵本「たべたのだあれ」
五味太郎さんの「たべたのだあれ」。
手話での読み聞かせは、私の場合は本文を半ば無視して、あらすじは追いながらも絵を使って子どもたちとやりとりしながら進めます。
その点、Zoomで今回は一方通行で進めたため、いつもとは違う感じでした。慣れてきたら、子どもたちの反応を見ながら読んでいけるかな、と思います。
・さよならあんころもち(定番)
いろんな幼稚園で帰りの際に歌われることも多い「さよならあんころもち」を手話つきで。
【次回に向けて】
備忘録として書いておきます。
○ビデオについて
マイクはOFFにしてもらう必要があるけど、ビデオは、ご本人たちの判断でON・OFFしていただいて良いと思いました。全国の皆さんがわらべで遊んでくださっているところを見たくもあるし。
○画角
デバイスの違いによって左右が見切れたりすることに注意することと、口型が隠れないように工夫することを忘れないようにします。
○マイクOFFについて
最初のアナウンスを丁寧にします。ZoomはPCでしか使わないので、スマホのOFFボタンはどこにあたるのか、終わってから調べました。
【次回の予定】
久留米市で開催しているイベントの再会がまだ決定していないので、再開まで不定期に続けていきます。
次回は30日の予定です。あらためて告知します。