目のまど

手話で聴く心の支援「目のまど」店主。手話通訳士。臨床心理士。聞こえない・聞こえにくい人と手話にまつわるいろんなことをしています。

3/7(土)手話でボードゲーム会@nico

福岡市の手話カフェnicoさんで初めてのボードゲーム会を開催しました。今回は初めて、中学生以上の大人限定ボードゲーム会です。我が家の思春期ボードゲーマー1号も一緒です。

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↑手話カフェnicoさんの1階。

早めに行ってお昼をいただきました。

 

会場の2階はこんな感じ↓テーブル席が12席(テーブル3台)とカウンター6席。

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熊本の難聴協会青年部有志の会さんから3名の助っ人が来てくださいました。Sさんはたくさんのボードゲームとともに。

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そのほか、ボードゲームがほぼ初めての方、福岡のボードゲーム会によく行かれている方など、総勢8名のこじんまりでフレンドリーな会になりました。

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フリードリンク制だったのですが、お店からスナックのご提供が!

最初はみんなでやる「わんわんかるた」。Sさんが持ってこられた同人ゲームです。かるたと言っても文字は全て「わ」。読み札にも絵しか描いてありません。その絵を「手を使わないジェスチャー」で表して当てっこします。

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続いては、アミーゴ社の「どれがかわったの?」。目を閉じて開けると、1枚だけ絵が微妙に変わっています。それを当てるゲームです。こちらもSさん進行。

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隣のテーブルでは2人対戦ゲームの「クアルト」

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4目並べです。「色(濃い・薄い)」「形(○・□)」「高さ(高い・低い)」「穴(ある・なし)」の8パターンのどれでも、4コマ並べたら勝ちです。ただし、置くコマは自分では選べません。相手からもらったコマを置いて進めます。シンプルだけど頭をグルグル使うゲームです。

 

小休憩を挟みながら、ゲームはどんどん進みます。↓「ハンズ」(by Sさん)

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↓「ドブル」

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↓「ブロックス

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↓「ゴーゴージェラート」(進行 Pさん)

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↓「ジャングルスピード」(by Sさん)

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あっという間の2時間。熊本の皆さんにお手伝いいただいたおかげで、私も未経験のゲームをたくさん経験できました。

参加者8名の中には、ろう者・難聴者・聴者がいて、ゲームを囲んで一緒に遊びました。私が目標にしていた光景がありました。

熊本の皆さんは、難聴者と聴者が一緒に遊ぶゲーム会を頻繁にされているので、Sさんたちにとってはごく普通のことなのかもしれません。Sさんの手話によるゲーム説明はとても勉強になりました。

 

ボードゲームは、福岡の聞こえない・聞こえにくい人たちの間ではまだまだ浸透していないレジャーです。これからも細く長く続けていって、いろんな人たちと楽しみたいです。

そのためには、会場のnicoさんがずっと続いてくださるように、応援していきたいです。

nicoさん↓

福岡市博多区千代2丁目22-5(千代交番ウラ)

Instagramアカウント cafe_restaurant_nico

よろしくお願いします!