7/11(土)第4回Zoomわらべのじかん
2020年7月11日(土)10:30〜11:00
今日は、初めて参加の方も含めて4世帯の皆さんと、大人の方数名のご参加でした。
①おてぶし
今日の担当はモンちゃん。
おてぶしアイテムは「おにぎり」でした。
②クイズ「同じのどーれ?」
そろそろ、ボードゲーマーである私の特性もプログラムに活かしたいな…と考えていて、いずれZoomでボードゲームできたらいいな、と構想中です。
そこで、ボードゲームの前段階のメモリーカードを使った遊びを試してみました。
↑本屋さんでみつけたメモリーカード。絵柄がシンプルでかわいい。
同じ柄のカードが2枚づつ34組入っており、メインの遊びは神経衰弱ですが、片方が英語なので英語の勉強もできたりします。
神経衰弱の他にも、
・「これなーに?」1枚出して手話や日本語で答える
・「同じのなーに?」…今回やったやつ(後述)
・「仲間はどーれ?」…「丸いもの」「動物」など同じカテゴリーのものを集める
・お話づくり…カードを何枚か選んでその言葉を使ってお話を作る
など、さまざまな遊び方ができます。
今日の遊び方「同じのどーれ?」は以下の通りです。
カードの裏側にマグネットシートを貼って
ホワイトボードに並べました。
まず、ひとつひとつの絵の名前を手話で確認しました。
そして、ペアの1枚を出して「同じのをさがそう」
あった!
「魚と魚で〈同じ〉だねぇ、これ(魚)とこれ(ゾウ)は〈違う〉ねぇ。」と、手話教室っぽいことを。
これを3問しました。
カード遊びはこれからも取り入れてみようと思います。
続いてわらべ。
③いっぽんばしこちょこちょ(伝承)
④ ぽっつんぽつぽつ(アレンジ)
6月から導入した梅雨にぴったりのわらべ。
1回目は手に、2回目はお腹に、3回目は頭に雨を降らせました。
⑤お馬さん(創作)
子どもを膝に乗せてパッカパッカする大人気わらべ「馬はとしとし」を、聞こえない子たちも楽しめるように、手話を取り入れてストーリーがわかりやすくなるようにしました。
最後は絵本。
⑥絵本
今日の絵本は、多田ヒロシさんの『ねずみさんのながいパン」
ながーいパンを持って、さまざまな家を通り過ぎるネズミさん。
今日は「誰のお家かな?」「○○さんだったね。何食べてる?」という質問を繰り返しましたが、家族の人数が違ったり、飲み物があったりと、絵の情報もほどよく多く、何度読んでも楽しめる本です。
今日はやっと機材トラブルなく終えられました。
久留米で定期開催している家族手話教室が、新型コロナウイルス感染のためまだ再開できないので、Zoomわらべはまだまだ続きます。
これからもよろしくお願いします。
6/27(土)わらべの時間@ニコット
北九州の児童発達支援・放課後等デイサービス事業所。手話ができるスタッフさんが多く、聞こえない・聞こえにくい子供たちが安心して通える事業所さんです。
今月も第4土曜日に、わらべの時間をしてきました。
https://www.instagram.com/p/CB7_3gHnmuW/?igshid=1324mjksp5b6u
未就園児から中学生まで幅広い年齢層の子供たち15名の参加でした。
【今日のプログラム】
①おてぶし(伝統)
②いろいろなんのいろ?(創作)
モンちゃん担当のクイズ遊び。
↑のように聞いて、今日の色は「あか」。そこから「赤いものなーに?」と尋ねて
と、絵を見せて手話で表す、というのをやりました。が、なんか私の中で納得いかない流れ。
もう少し工夫します。
③ぽっつんぽつぽつ(アレンジ)
梅雨にぴったりの「ぽっつんぽつぽつ」。
手話は言語的に、「雨が降る(一般動詞)」「ぽつぽつ降る」「ザーザー降る」「雨が止む」を表現し分けることができます。その特色を生かして少しアレンジしました。
④おふねがぎっちらこ(伝統)
⑤おおきなかぜちいさなかぜ
⑥かえろかえろ
⑦ぼうず
「モンちゃんにぼうずをする」のがバズり、4人の子供たちがモンちゃんを取り囲みました。
⑧絵本『とっとことっとこ』
人数も多いし、初めての子も多かったので、読み慣れたこの本を。みんなで一緒にとっとことっとこやって楽しかったです。
⑨さよならあんころもち
毎回学びがあるわらべの時間@ニコット。来月も頑張ります。
6/20(土)第3回Zoomわらべの時間
6/20(土)10:30-11:00、第3回のZoomわらべの時間を開催しました。
第2回はトラブル続きでしたが、今回は、はじめに音声が届かないというトラブルがあったものの、すぐに回復できてなんとか最後まで実施できました。
【今日のプログラム】
①おてぶし(伝統)
②手あそび1・2・3・4・5(創作)
もんちゃんのお仕事。
③ぽっつんぽつぽつ(アレンジ)
伝統的なわらべとしては
「ぽっつんぽつぽつ雨が降る
ざーーーーーっと雨が降る」
なのですが、
手話の場合、「ぽつぽつ降る」「(普通に)雨が降る」「ザーザー降る」「雨が止む」を表現し分けることができるのが魅力でもあるので、「全部乗せ」にしました。
早いうちにYouTube撮ります。
④おふねがぎっちらこ(伝統)
⑤絵本『くらいくらい』
暗いお部屋に誰かいる。電気をつけたら…あ、ねこさん!
…というのを繰り返す、楽しい絵本です。
ある研修で紹介したら、若いお母さんが「うちには電気のヒモありません。」って。時代ですねー。
⑥さよならあんころもち
久留米市で開催していた家族手話教室の再開はまだ先になりそうなので、Zoomわらべの時間は月1回くらいのペースで続けていきます。
5/23(土)しゅよみカフェミニ絵本読み聞かせWS
ずいぶん前のイベントレポートです。
聞こえない子どもたちのキャンプやイベントなどさまざまな活動をしているNPO「しゅわえもん」さん。
5/23(土)の夜、しゅよみカフェミニ絵本読み聞かせワークショップがオンラインで開催されました。
講師は佐沢静枝さん。7年前、長崎県で開催された手話による絵本の読み聞かせワークショップで教わった講師です。
当日は受講生4名、スタッフが佐沢さんを入れて3名。少人数で充実した研修を受けることができました。
題材はまついのりこさんの「とっとことっとこ」。
読み聞かせのポイントとして
①表紙で子どもたちの興味を引く
②絵の様子をCLで表す
③子どもたちと対話しながら読み進める
を紹介していただき、受講生3人で1冊を数ページずつに分けて練習→本番。
同じ「とっとこ とっとこ」でも、動物によってCLは変わります。そこを表現するのがやはり難しい。ほとんど佐沢さんの見本をまねてばかりでしたが、いろんな表現の仕方を自分の中に取り込みました。
福岡で活動していることもお伝えしました。絵本の読み聞かせ、まだまだ磨いていきたいです。
5/30(土)第2回「Zoomわらべのじかん」
5月30日(土)10:30〜11:00
第2回「Zoomわらべのじかん」を開催しました。
【ミス連発】
今回は、たび重なるミスで多くの方にご迷惑をおかけしました。すみません。次回からの改善のために記録しておきます。
①URL等転記ミス
当日のZoomミーティングのURL、ID、パスワードは、参加者の皆さんにメール、LINE、DM(Instagram)のいずれかで送っていたのですが、そのうちLINEとDMで送った方のデータが間違っていました。それで、入ろうとしてくださったのに入室していただけなかった方が数名おられました。楽しみに待ってくださっていたのに、申し訳ありませんでした。
②マイク故障
これはイベントが終わってから参加者の方にお知らせいただきました。私の音声が届いていなかったようです。
朝にリハーサルをした際、手話の見え方ばかりに注意が向いて、マイクが使えなくなっていることに気づきませんでした。皆さんが手話と文字だけで遊んでくださって、大きなトラブルにはなりませんでした。ご協力ありがとございました。
調べた結果、我が家でマイクが使えるPCは1台だけと判明しました。次回からはそのPCのみを使います。
準備不足の数々にへこみましたが、今回は良い勉強になりました。これで諦めず、次回からのイベントに活かします。
【今日のわらべ】
①おてぶし(定番)
今日のおてぶしは「おにぎり」。みんな楽しそうに選んでくれていました。
〔参考動画↓〕
②手遊び1・2・3・4・5(オリジナル)
「グーチョキパーで グーチョキパーで
何つくろう? 何つくろう?」
みたいな手遊び歌で、手話単語が学べたら楽しいなと思って作った手遊び歌です。
1と1で「カマキリ」、2と2で「トンボ」…と、ジェスチャーではない手話単語を取り上げています。
③おふねがぎっちらこ(定番)
〔参考動画〕https://youtu.be/bnv4O0Uw4f0
④ぼうず(定番)
〔参考動画〕https://youtu.be/HYh48h14ROw
⑤絵本 まついのりこ作「とっとことっとこ」
5/24(土)にしゅわえもんさんの「読み聞かせミニワークショップ」で練習した本です。
⑥さよならあんころもち(定番)
今日は全体的にアタフタした回で、反省点がたくさんありました。
でもこれで懲りずに6月も開催します。
これからもよろしくお願いいたします。
今日参加できなかった皆さん、音声がなくて戸惑われた皆さん、本当にごめんなさい!
5/23(土)わらべのじかん@ニコット
北九州のニコットさんで月に1度のわらべのじかん。
ニコットさんがInstagramでレポートしてくださっています。いつもありがとうございます。
https://www.instagram.com/p/CAh1T3nn2hs/?igshid=19p0bjbfzxetq
下は2歳から高校2年生まで総勢13名。ニコットさんのわらべのじかんとしては史上最多人数でした。
中高生が5名。小さい子たちの相手をお願いしながらも、本人たちにも楽しんでもらえるプログラムは…と考えました。
1.おてぶし(定番)
今日はフェルトのキウイで。なんか子どもたちほとんど当ててたんですけど、なんでわかるんですかね?
〔参考動画〕*当日の映像ではありません
2.おーちたおちた(アレンジ)
4月と同じくおにぎりや靴下やボールが落ちてくるバージョン。
3.いっぽんばしこちょこちょ(定番)
意外にすんなりペアを作って遊んでくれました。日ごろからみんな仲良しなんだな、と感じます。3回目は小さい子が大きい子(orスタッフさん)にするというバージョン。これも大きい子たちがうまくリードしてくれていました。日ごろスタッフさんがされていることをちゃんとらみているのでしょうね。
4.おふねがぎっちらこ(定番)
お部屋がお船でいっぱいに。部屋が大海原になったようでした。
〔参考動画〕*当日の映像ではありません
5.おおきな風ちいさな風(オリジナル)
ペア遊びから輪になっての全体遊びへの移行のわらべ。
6.かーえろかえろ(オリジナル)
通りゃんせのような、門をくぐって最後に捕まるタイプのわらべ。今日は人数が多かったのでこれは一番に入れると決めていました。
7.ぼうず(定番)
アクティブなわらべのあとのクールダウン用わらべ。前半とはペアを替えて行いました。
〔参考動画〕*当日の映像ではありません
8.絵本『す〜べりだい』
今日、一番迷ったのは絵本選びでした。いつもは未就学の子どもたちが楽しめるよう2〜3歳向けの絵本を選ぶのですが、中高生が我関せずになってはもったいない。
そこで選んだのが鈴木のりたけさんの「す〜べりだい」。発想がぶっ飛んでいて絵のインパクトも強く、大人数でも集中してもらえそうな本です。
当日は、とんでもない滑り台の数々を飛ぶ様子を、みんなで一緒にCL(形や様子をあらわす表現方法)で表しながら読み進めていきました。
9.さよならあんころもち(定番)
恒例のあんころもち。
みんなの笑い声がはじけて楽しい時間でした。
5/16第1回「Zoomわらべのじかん」
福岡県では緊急事態宣言は解除されたものの、人が集まる行事を開催するのは慎重にならなければ…ということで、実際にイベントを開催するのはまだ先になりそうです。
そこで、各所で開催している「わらべのじかん」をZoomで行ってみました。
【Zoomについて】
使用したのはZoomミーティング。よく研修などで使用される「ウェビナー」ではありません。私は今無料会員ですが、無料のままでも100名まで&40分までのミーティングは開催できます。「Zoomわらべのじかん」は30分でプログラムを組みました。
参加者にはビデオとマイクをOFFにしてもらいました。ホスト側からもOFFできます。(*ただし後から「ビデオはONの方が良い」と気づく)。「スポットライトビュー」という機能を使って私の画面を固定しました。
今回は私が一人で進行したので、進行しながら入室申請に承認したりマイクOFFをしたりとバタバタしました。もしホストと進行役を分けることができるなら、そのほうが楽です。
【プログラム】
・わらべうたの説明
今回は、私がお知らせした方から拡散していただいて、全国各地から31組の方にご参加いただきました。わらべうたをご存じない方もおられるので、簡単に説明を。
・おてぶし(定番)
説明は私がして、進行はモンちゃんにしてもらいました。今日隠したものはびわ(実物)。家の中の実物を活用できるのは、Zoomで開催することのメリットのひとつです。
〔参考〕おてぶしの動画です↓
・いろいろなんのいろ?(オリジナル)
大阪の乳幼児手話言語獲得事業「こめっこ」さんの活動の中に、色や形について楽しく学べる遊びがあり、それを参考にして作りました。今日のテーマは赤。
「赤いいろいろなーんだ?」りんご(実物)、ポスト(イラスト)、消防車(イラスト)を紹介。「他にも赤いものはたくさんあるよ。お父さんお母さんと一緒に探してみてね!」と締めました。
・いっぽんばしこちょこちょ(定番)
わらべうたは今の大人がしらない歌も多いですが、「いっぽんばし」はしてもらった経験がおありだと思います。なじみのあるわらべうたで親子遊びを始めました。
・おふねがぎっちらこ(定番)
親子で手をつないでぎっこんばったんする遊びです。メロディがないので、リズムだけ説明したら聞こえないお父さんお母さんもすぐにできます。最初は普通スピードで、次に高速で行いました。高速、好きですよねー子どもたち。
・ぼうず(定番)
アクティブなわらべの後は、クールダウンのわらべとして「ぼうず」を行います。これもメロディはなく、語りながら頭をなでます。最後の「ぺしょ」は優しくポンと頭に手を置きます。
体のどこで行っても良くて、今日は頭→肩→お腹と3回歌いました。
ふだんは(時間制限がない時は)、手や足、背中など、もっといろんな部位でします。
ふと気づくと、子どもたちと実際に触れ合うことってあまりないものですが、「ぼうず」のわらべひとつでしっかりスキンシップできます。
いつ見てもとんでもない歌詞ですが、実際はとても愛情深い、親子の気持ちが通じ合う素敵な時間です。
・絵本「たべたのだあれ」
五味太郎さんの「たべたのだあれ」。
手話での読み聞かせは、私の場合は本文を半ば無視して、あらすじは追いながらも絵を使って子どもたちとやりとりしながら進めます。
その点、Zoomで今回は一方通行で進めたため、いつもとは違う感じでした。慣れてきたら、子どもたちの反応を見ながら読んでいけるかな、と思います。
・さよならあんころもち(定番)
いろんな幼稚園で帰りの際に歌われることも多い「さよならあんころもち」を手話つきで。
【次回に向けて】
備忘録として書いておきます。
○ビデオについて
マイクはOFFにしてもらう必要があるけど、ビデオは、ご本人たちの判断でON・OFFしていただいて良いと思いました。全国の皆さんがわらべで遊んでくださっているところを見たくもあるし。
○画角
デバイスの違いによって左右が見切れたりすることに注意することと、口型が隠れないように工夫することを忘れないようにします。
○マイクOFFについて
最初のアナウンスを丁寧にします。ZoomはPCでしか使わないので、スマホのOFFボタンはどこにあたるのか、終わってから調べました。
【次回の予定】
久留米市で開催しているイベントの再会がまだ決定していないので、再開まで不定期に続けていきます。
次回は30日の予定です。あらためて告知します。